整体の臨床例：ぎっくり腰

朝一のクライアントさんは、２０年前から毎年１回はぎっくり腰になる・・と言う４０代男性ご新規様。

歩いて来られる姿ですぐ、どれだけ痛いか、辛いかが解るくらい、

腰をかばい、

顔をゆがめ、

ゆっくり足をひきづりながら来られました。 

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座骨神経痛に似た痛みも出始めている様子・・・

施術に入ると、腰だけでなく、全体に硬直がありました。

身体に電気をかけているような不思議なビリビリ感を体幹部に感じていただける手技を入れても、まったく感じないとのこと。

まずは腰よりも体全体を緩めていく施術に切り替えて、

全工程が終わったころにやっと、

ビリビリ感がふくらはぎくらいまで感じられるようになったとのこと。

一回の施術ではこれ以上お身体を緩めることはできなかったので、

後半は腰を中心に施術をさせていただきました。

施術後も、まだ腰の痛みは残っているようでしたが、

まっすぐ立てるようになられ、帰りもすたすたと歩けるようになりました。

満足して帰られましたが、ご来院の時より良くなっただけで、

決してお身体が整ったわけではありませんので、しばらくは通院をお願いしました。

男性は、お仕事等でお忙しく、痛い時にしか来ていただけないのが残念ですが、

私のやっている整体は、

勿論、痛みをとることも重要視してはいますが、

本来「整った体」には痛みや不調はないモノです。

整った体を作るのは私の仕事。

どちらかと言うと、あまり変わり映えのしない「メンテナンス」のほうが

本当は、大事なんですけどね・・・

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