側弯症の種類として一番多いケースが思春期の女子に発症する「思春期突発性側弯」で、原因が解っていませんが、無症状であることが多いので、学校の検診で指摘されて気が付く・・・という事が多いようです。
今回の12歳の女児のケースもこれと同じで、心配されたお母様からの施術依頼でした。
目次
側弯症とは?
背骨は本来まっすぐ(左右)です。
が、片方に曲がってしまっている状態を側弯症と言います。
側弯症には
1、原因なく発症する特発性側弯
2、生まれつき背骨が曲がっている先天性側弯
3、何らかの病気に伴う病原性側弯
4、思春期の女子に発症する思春期突発性側弯
があります。
比較的、思春期突発側弯が多くみられます。これは原因不明ですが、無症状の事が多く、大人になってから気が付くこともあると言われます。
整体での12歳女児側弯症への施術プログラム
この写真も大技に見えますが、クライアントさんに痛みは全く感じさせません。
側弯症は背骨だけでなく、肩甲骨周りもほぐしていきます。
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12歳女児
主訴・・・側湾症
学校の健康診施術初日断で側湾症を指摘され御来院。
背骨が大きく右に側湾していたが、本人としては特に違和感を感じていない様子。
側弯症への整体施術一回目
・基本メンテナンス・・・身体全体をまず整える
・肩甲骨の調整&仙骨の調整・・・背骨の土台である仙骨を整えた後で、肩甲骨周りの硬結をとる
自宅でできるセルフメソッドをお母様のお伝えして、毎日やっていただく。
次回は3週間後
側弯症への整体施術2回目
・基本メンテナンス
写真はメンテナンスの中の手技です。
足を曲げて牽引することで、腰椎を緩めていきます。
側弯症の場合、背骨(腰椎、胸椎、頚椎)すべてにアプローチします。
曲がっているところだけを整えてもダメなのです。
・その他は一回目とほぼ同じ内容
引き続き毎日のセルフケアはお母さまにお願いするとともに、非常に悪い姿勢で勉強されていることが解り、その習慣をやめて頂く事もお願いしました。
次回も3週間後。
側弯症への整体施術3回目
・仙骨調整
仙骨は背骨を支える土台でもありますが、波動骨と言って,自ら振動を持つ骨とも言われています。
この仙骨を整えることで、骨格だけでなく自律神経も整えます。
・その他の手技は前回と同じ内容
側弯はほとんど修正されました。
若い子は改善も早いですが、お母さまの毎日の協力があればこそのスピード改善でした。
側弯症の整体施術は、今回で終了。
が・・・・・
側弯症以外のお悩み
3回施術をさせて頂いただけですが、親しくなり、いろんなお話をしていただけるようになりました。
実は側弯症より大きな悩みがあることが発覚。
【ストレスからくる過呼吸や、突然足が動かなくなることがある】
こちらも引き続き、二人三脚で解決してくことになりました。
お母様も、「整体」という事で、心因性のものはカテゴリー違いと思われていたようですが、当院は【三位一体】です。
体だけでなく・・・というより、今回の側弯症は体所以のものですが、その他の多くの身体の不調は「心」が所以の事が多いのです。
三位一体開運整えプログラムは、心も身体も対応できます。
開運というワードが入ると?と思いますが、整体は東洋医学のジャンルなので、陰陽五行の思想がベースとなっています。
心と体は繋がっている・・・というのはもう、一般的な考えになっていますが、実は、「場」の調整も必須なのです。
その人が長時間過ごす「場」が整っていなければ、心と体を整体で整えても、場の歪みが心と体を攻撃するからです。
場を整える手段として「風水」を使うので、開運というワードが入りますが、整体でも開運体質を目指しています。
心の器は体、体の器はおうち
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毎日を大事に生きましょう
身体の不調なんかに振り回される毎日はもったいないです。
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