風水の基本的な考えのひとつに「陰陽説」「五行説」があります。
「宇宙のはじまりは混沌とした状態(太極)で、やがてこれが陰と陽に分かれ宇宙のあらゆるものが生まれた」いう思想です。
古来中国より伝わる自然哲学の一つであり、整え風水の開運方法も、この思想をベースとしています。
場と心と身体を整えるとバランスのとれた生活が出来、本来のあなたらしい毎日が過ごせます。これこそが究極の「人生開運法」です。
整体(おうち整体)で身体を、整え風水で場を整え心も整えます。
目次
整え風水(アロマで開運)と陰陽説
「陰陽説とアロマって、何が関係あるの?」
と疑問を持たれる方も、いらっしゃるかもしれませんが、アロマセラピーで使用されるアロマオイルもこの自然哲学の思想を取り入れることができ、心理面、精神面、心身の不調など乱れたバランスを整えることでストレスを解消し、開運体質を作る担い手です。
「陰」と「陽」はお互いが補い合っている関係性を持ち、どちらが欠けても完全とは言えません。
陰と陽がバランスをとることで、健全な自然環境が成り立っているのです。
身体の中の陰陽は?
東洋医学の世界では、身体の中にも「陰」と「陽」があると考えます。
「陰」の臓器は「肝」「心」「脾」「肺」「腎」の臓。
「陽」の臓器は「胆」「小腸」「胃」「大腸」「膀胱」の腑。
身体を滋養したり、エッセンスを蓄えるところが「臓」で
飲食物を消化吸収したり、「臓」をサポートするところが「腑」となります。
陰が不足した場合
身体の中の「陰」が不足すると「陽」が過剰になります。
この場合、イライラ、のぼせ、寝汗、乾燥、不眠、便秘、炎症、痒み、月経のトラブル
以上のような症状が起こりやすくなります。
対処法も陰陽で考えます。
陰が不足しているのだから、「陰」の要素のものを取り入れることでバランスを取ります(中庸)
陽の要素として使えるアイテムは「色」「形状」がありますが、アロマも陰陽に分ける事が出来ますので、ここでは「陰」は不足しているときに、そのバランスをとってくれるアロマをご紹介しましょう。
身体に「陰」を整えてくれる精油として
フランキンセンス、ベチバー、ローズ、ゼラニウム、パチュリ、パルマローザ、ネロリ、カモミールローマンなどです。
陽が不足した場合
逆に、身体の中の「陽」が不足すると、体は「陰」が過剰になっています。
この場合、冷え、むくみ、疲労、膝や腰の痛み、消化不良、下痢、無気力
以上のような症状が起こりやすくなります。
この場合も陰陽のバランスで考えると「陽」のものを身体に取り入れてあげるとバランスがとれ、陽が不足して起こる症状が消えていきます。
身体に「陽」のエネルギーを与えてくれる精油としては、ペパーミント、ジンジャー、タイム、ローズマリー、ジュニパー、ヒソップ、クローブ、シナモンなどが代表的なアロマです。
まとめ
森羅万象、全て陰陽五行で説明がつきます。
私は整体師なので、まず体の不調を整えるには陰陽五行を整えるのが手っ取り早いと、経験上、理解しています。
アロマや色を用いると、整体院に通えない期間も、自分で自分を整える事が出来るのです。
今回は陰陽を身体にフォーカスしてお伝えしましたが、感情にフォーカスして適切なアロマを持つことで、心の安定を取ったり、吉凶のエネルギーにフォーカスすると、開運して人生を豊かにすることもできるのです。
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