頑張っているのに、なぜか人生がうまくいかないとき

「こんなに頑張っているのに、なぜか人生がうまくいかない」

そんなふうに感じたことはありませんか?

仕事もしてきた。
家族のことも考えてきた。
子どものことも、親のこともやってきた。
家のことだって、ずっと自分なりに頑張ってきた。

それなのに、なぜか心が満たされない。

思うように物事が進まない。
何をやっても空回りしているように感じる。
「もっと頑張らなくちゃ」と思うけれど、以前ほど頑張る力も残っていない。

そんなとき、多くの人は、

「私の努力が足りないのかな」

と考えてしまいます。

でも、本当にそうなのでしょうか?

90日伴走プログラム

人生がうまくいかないのは「努力不足」だから?

私たちは子どもの頃から、

「努力すれば報われる」
「頑張れば何とかなる」
「諦めずに続けることが大切」

と教えられてきました。

もちろん、努力することは大切です。

けれど、人生にはもう一つ大切なことがあります。

それは、

「今の自分に合っている方向へ進んでいるか」

ということです。

どれだけ頑張っても、方向が合っていなければ、なかなか思うような結果にはつながりません。

たとえば、地図を持たずに一生懸命歩いているようなもの。

歩いていること自体は間違っていません。

でも、目的地とは違う方向へ進んでいたら、どれだけ頑張っても目的地には近づけません。

人生も同じです。

「もっと頑張る」ことより、

「今の自分は、どこへ向かっているのか?」

を一度立ち止まって確認することが必要な時があります。


40代、50代、60代、70代になると「頑張り方」が変わってくる

特に40代以降は、人生のステージが大きく変わります。

若い頃は、

「頑張れば、もっと上へ行ける」

という生き方ができました。

仕事で成果を出す。
家庭を築く。
子どもを育てる。
収入を増やす。
資格を取る。

「何かを手に入れる」ために頑張ることが、人生を前に進めてくれました。

ところが、50代、60代、70代になると、少しずつ状況が変わってきます。

子どもが巣立った。

仕事の役割が変わった。

親の介護や老いが気になってきた。

夫婦関係を見直したくなった。

家の中に物が増えてきた。

そして何より、

「私はこれから、どう生きたいのだろう?」

という問いが出てきます。

これは、人生が停滞しているサインではありません。

むしろ、

人生の次のステージへ移るタイミング

なのかもしれません。


「足す」ことより「整える」ことが必要になる

人生の前半は、どちらかというと「足していく」時期です。

経験を増やす。
知識を増やす。
家族を増やす。
仕事を増やす。
財産を増やす。

でも、人生の後半戦では、

「何を足すか」

だけではなく、

「何を手放すか」

がとても重要になってきます。

もう必要のないもの。

昔は必要だったけれど、今の自分には合わなくなった価値観。

「こうしなければならない」という思い込み。

人からどう見られるかを気にする生き方。

無理をして続けている人間関係。

家の中にある、使わなくなったもの。

そして、

「もっと頑張らなくてはいけない」

という思い込み。

こうしたものを少しずつ整理していく。

それが、人生を整えるということです。


人生は「変える」のではなく「整える」

私は、

「人生は変えるものではなく、整えるもの」

と考えています。

もちろん、どうしても変えたいことがあるなら、変えていい。

仕事を変えてもいい。

住む場所を変えてもいい。

付き合う人を変えてもいい。

新しいことを始めてもいい。

でも、その前に一度、

「今の自分は、どんな状態なのか?」

を知ることが大切です。

心が疲れているのに、新しいことを始める。

身体が疲れているのに、さらに予定を詰め込む。

家の中が物であふれているのに、また新しいものを買う。

本当はやりたくないことを、「今さら断れないから」と続ける。

これでは、人生を良くしようとしているのに、かえって自分を苦しくしてしまいます。

だからこそ、

変える前に、整える。

私はそれが、人生の後半戦を心地よく生きるための大切な知恵だと思っています。


「頑張ってきた人」ほど、整えることで人生が動き出す

これまで頑張ってきた人ほど、

「まだ頑張らなくてはいけない」

と思いがちです。

でも、あなたが今まで頑張ってきたことは、誰よりもあなた自身が知っているはずです。

家族のために。

仕事のために。

子どものために。

親のために。

そして、周りの人のために。

長い間、自分よりも誰かを優先してきた人も少なくないでしょう。

だから、これからは少しずつ、

「私は、本当はどうしたい?」

を大切にしてもいいのです。

人生の後半戦は、

「もっと頑張る人生」

から、

「自分に合う人生へ整えていく」

方向へシフトしていきましょう。


人生を整えるために、まず見直したい3つのこと

では、何から始めればいいのでしょうか?

私は、まず次の3つを見直してみることをおすすめします。

① 心を整える

「こうしなければならない」

「私が我慢すればいい」

「今さら変えるなんて無理」

そんな思い込みを、一度横に置いてみる。

そして、

「私は本当はどうしたい?」

と、自分に問いかけてみましょう。


② 身体を整える

人生を変えようと思ったとき、意外と忘れられているのが身体です。

身体が疲れていれば、気持ちも前向きになりません。

睡眠、食事、運動、休息。

当たり前のことだからこそ、後回しにしない。

身体を整えることは、自分自身を大切にすることでもあります。


③ おうちを整える

そして、もう一つ大切なのが「住環境」です。

家は、毎日過ごす場所。

そこに物があふれ、動線が悪く、落ち着かない状態なら、知らないうちに心も疲れてしまいます。

まずは引き出し一つ、棚一つから。

「今の私に本当に必要なものは何?」

と問いながら、家の中を整えてみてください。

家が整うと、気持ちまでスッキリすることがあります。


「もっと頑張らなきゃ」を手放してみる

人生がうまくいかないとき、

「もっと頑張らなきゃ」

と思うのは、とても自然なことです。

でも、もしかしたら今のあなたに必要なのは、

「もっと頑張ること」ではなく、
「一度立ち止まって整えること」

なのかもしれません。

これまでの人生を振り返る。

今の自分を知る。

不要なものを手放す。

心と身体を休ませる。

住環境を整える。

そして、

「これから私は、どんな人生を送りたいのか」

を考えてみる。

そうすると、今まで見えなかったものが、少しずつ見えてくることがあります。


人生の後半戦は、ここからが面白い

人生は、若い頃だけが成長するものではありません。

50代になっても、60代になっても、70代になっても、

人生は整え直すことができます。

むしろ、これまでたくさんの経験をしてきたからこそ、

「自分にとって本当に必要なもの」

が見えてくる年代でもあります。

誰かと比べる必要はありません。

過去の自分と競争する必要もありません。

今の自分に合った生き方を、もう一度つくっていけばいい。

そのために必要なのは、必ずしも「新しい何か」ではありません。

今までの人生の中にあるものを見直し、

心・身体・おうちを整えること。

そこから、人生が少しずつ動き始めることがあります。


これからの人生を、もっと自分らしく

もし今、

「頑張っているのに、なぜかうまくいかない」

と感じているなら、

「私の努力が足りない」

と自分を責めるのは、もうやめてみませんか?

あなたは、十分頑張ってきたのかもしれません。

だから今度は、

「頑張る」から「整える」へ。

これまでの人生を否定するのではなく、

これまで積み重ねてきた経験を土台にして、

これからの人生を、自分らしく整えていく。

人生の後半戦は、そのための時間でもあるのです。

人生は変えるものではなく、整えるもの。

心・身体・おうち。

この3つを少しずつ整えていくことで、人生そのものも、少しずつ変わっていきます。

まずは今日、ひとつだけ。

「今の私に、もう必要のないものは何だろう?」

そんな問いから始めてみてください。