「四柱推命って、占いですよね?」
そう聞かれることは少なくありません。
たしかに、四柱推命は一般的には「よく当たる占い」として知られています。
生年月日から性格を見たり、仕事運や恋愛運、金運、これからの運勢を見たりすることもできます。
けれど、四柱推命を長く学び、実際に人の人生に向き合っていると、私は少し違う見方をするようになりました。
四柱推命は、単に未来を当てるためのものではありません。
むしろ、
「自分は、どんな人間として生まれてきたのか」
「どんな生き方をすると、自分らしく人生を整えられるのか」
を知るための、東洋の知恵なのだと思っています。

四柱推命とは、そもそも何なのでしょう?
四柱推命は、生まれた年・月・日・時間をもとに、その人の「命式」を作り、持って生まれた性質や才能、人生の傾向、そして運の流れを読み解いていく方法です。
「四柱」という名前の通り、
- 年柱
- 月柱
- 日柱
- 時柱
という4つの柱から、その人の命式を見ていきます。
そこには、性格や才能だけではなく、
「何を大切にしやすいのか」
「どんな環境で力を発揮しやすいのか」
「人との関わり方にはどんな特徴があるのか」
「人生のどの時期に変化が起こりやすいのか」
といった、その人の人生を考えるためのさまざまな情報が含まれています。
だから私は、四柱推命を
「人生の設計図を読むための東洋の知恵」
と考えています。
「当たる・当たらない」だけで終わらせない
占いというと、
「今年は運がいいです」
「来年は注意してください」
「あなたはこういう性格です」
というように、未来を予言してもらうものだと思っている方も多いでしょう。
もちろん、四柱推命から運の流れを読むことはできます。
でも、それだけでは少しもったいないのです。
たとえば、
「今年は仕事運が悪い」
と言われたとします。
では、何をすればいいのでしょう?
ただ不安になって一年を過ごすのでしょうか。
私は、そういう四柱推命ではなく、
「今はどんな流れの中にいるのか」
「その流れの中で、どう動けばいいのか」
を考えることが大切だと思っています。
運が良い時期なら、積極的に動く。
少し無理をしないほうがいい時期なら、準備や見直しに時間を使う。
変化の時期なら、古いものを手放す。
つまり四柱推命は、
「運に振り回されるため」ではなく、「運の流れを知って、自分の人生を選択するため」
に使うものなのです。
四柱推命は「自分探し」にも使える
人生の中で、こんなことを感じたことはありませんか?
「もっと頑張らなければいけない」
「周りの人はできているのに、自分はできない」
「昔はもっと頑張れたのに、今は疲れてしまう」
「自分らしく生きたいけれど、自分らしさがわからない」
特に人生の後半になると、これまでの生き方に少し違和感を覚える人が増えてきます。
子育て、仕事、家族、人間関係。
若い頃は「頑張ること」が必要だったかもしれません。
でも、人生の後半まで同じ方法で頑張り続ける必要があるのでしょうか。
四柱推命を使うと、
「私は、本当はどういう人なのか」
を客観的に見つめることができます。
自分では短所だと思っていた部分が、実は大きな個性だった。
苦手だと思っていたことを、無理に克服する必要はなかった。
人と同じやり方では力を発揮できなくても、自分に合った方法なら驚くほど楽にできる。
そんな発見があるのです。
「自分を変える」より「自分を知る」
人生がうまくいかないとき、私たちはつい、
「もっと努力しなければ」
「性格を変えなければ」
「もっとポジティブにならなければ」
と考えます。
けれど、本当に必要なのは「自分を変えること」なのでしょうか。
私は、
変える前に、まず知ること。
これが大切だと思っています。
自分がどんな性質を持っているのか。
どんなことが得意なのか。
どんな環境なら力を発揮しやすいのか。
何をすると疲れやすいのか。
どんな人間関係が自分に合っているのか。
それを知らないまま努力を続ければ、頑張っているのに空回りすることがあります。
反対に、自分の性質を知っていれば、
「そうか。私はこういうタイプだったのか」
と納得できることがあります。
そして、自分に合わない生き方を少しずつ手放していく。
これも「人生を整える」ということなのだと思います。
四柱推命は「人生を決めるもの」ではありません
ここは、とても大切なところです。
四柱推命で命式を見たからといって、
「あなたはこういう人生になります」
と決められてしまうわけではありません。
命式は、人生そのものではありません。
あくまでも、
「あなたは、こういう性質や可能性を持って生まれてきていますよ」
という情報です。
その情報をどう使うかは、自分自身に委ねられています。
同じ命式を持っていたとしても、育った環境や出会った人、経験してきたことによって人生は変わります。
だからこそ四柱推命は、未来を固定するものではなく、
人生の選択肢を増やすためのもの
だと私は考えています。
人生の後半こそ、四柱推命を
若い頃は、
「もっと頑張らなければ」
「もっと成功しなければ」
「人から認められなければ」
と、外に向かって人生を作っていきます。
でも、50代、60代、70代と人生を重ねてくると、少しずつ価値観が変わってきます。
「これからは、自分らしく生きたい」
「無理をしない人生にしたい」
「残りの人生を、本当にやりたいことに使いたい」
そんな思いが出てくるのではないでしょうか。
だからこそ人生の後半には、
「自分は何者なのか」
「何を大切にして生きたいのか」
を知ることが、とても重要になります。
四柱推命は、そのための一つの手がかりになります。
未来を怖がるためではなく、
これからの人生を、自分らしく整えていくために。
それが、私が四柱推命をお伝えしている理由です。
四柱推命で「本来の自分」を知る
ここまで読んで、
「では、私にはどんな性質があるのだろう?」
と思われた方もいるかもしれません。
四柱推命では、生年月日から作った命式の中に、その人の本質を読み解くための重要な情報があります。
特に大切なのが、日柱です。
あなたが生まれた日に、どんな「自分」が記されているのか。
そこを読み解いていくと、
「自分では気づいていなかった自分」
が見えてくることがあります。
次回は、そこをもう少し具体的にお話しします。
人生を整える四柱推命③
あなたには「本来の自分」があります
「もっと自分らしく生きたい」と思っているのに、自分らしさがわからない。
そんな方にこそ、知っていただきたい四柱推命の考え方です。
四柱推命を、もっと深く知りたい方へ
四柱推命は、単に「当たる・当たらない」を楽しむためだけのものではありません。
自分の性質を知り、人生の流れを知り、これからの選択を考える。
「人生を整えるための知恵」として四柱推命を学んでみませんか?
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四柱推命についてよくある質問
Q. 四柱推命は占いとは違うのですか?
四柱推命は一般的には占いの一種として知られています。
ただし、ここでお伝えしている四柱推命は、未来を単純に「当てる」ことだけを目的としていません。生年月日から自分の性質や才能、運の流れを読み解き、人生を考えるための東洋の知恵として捉えています。
Q. 四柱推命では何がわかりますか?
生まれ持った性質や才能、考え方の傾向、人間関係の特徴、仕事との相性、人生の運気の流れなど、さまざまなことを読み解くことができます。
Q. 悪い運勢と言われたら、どうすればいいのでしょうか?
四柱推命では、運気が低い時期を「悪い時期だから何もしてはいけない」と考える必要はありません。その時期に合った行動や過ごし方を考えることが重要です。
運の流れを知ることで、無理に逆らわず、準備や見直しに時間を使うという選択もできます。
Q. 年齢を重ねてからでも四柱推命は役立ちますか?
もちろんです。
むしろ人生経験を重ねたからこそ、これまでの生き方と自分の性質を照らし合わせ、新しい人生の選択を考えるために役立ちます。
Q. 自分のことがよくわからないのですが、四柱推命を受ける意味はありますか?
はい。
四柱推命は、自分では当たり前だと思っている性質や、これまで短所だと思っていた部分を別の角度から見直すきっかけになります。
「自分を変える」のではなく、「自分を知る」ことから始めたい方にもおすすめです。


