白内障の初期症状|こんな見え方の変化に注意

「最近、なんとなく目がかすむ」

「明るい場所に行くと、以前よりまぶしい」

「眼鏡をかけても、どうも見えにくい……」

年齢を重ねると、このような「見え方の変化」を感じることがあります。

「もう年だから仕方ない」
「老眼が進んだのかな?」

そう思って、そのままにしていませんか?

実は、こうした変化の中には、白内障の初期症状が隠れていることがあります。

白内障は、目の中にある「水晶体」というレンズが濁ることで、見え方に変化が起こる病気です。主な原因は加齢で、白内障は年齢とともに増えていきます。

今回は、白内障の初期に起こりやすい見え方の変化について、分かりやすくご紹介します。

健康 大病

白内障の初期は「少し見えにくい」から始まることも

白内障というと、

「目が白くなる病気」

というイメージがあるかもしれません。

でも、初期の白内障では、外から見ても分からないことが多く、本人も「白内障になった」とは気づかないことがあります。

日本眼科学会によると、軽度の白内障では症状がない場合もあり、通常はゆっくり時間をかけて進行します。

だからこそ、

「なんとなく見えにくい」

という小さな変化を見逃さないことが大切です。

白内障の初期症状①|目がかすむ・ぼやける

代表的な症状の一つが、ものがかすんで見える、ぼやけて見えるという変化です。

例えば、

・テレビの字幕が見えにくい
・本や新聞の文字が読みにくい
・遠くの看板がぼやける
・全体的に霧がかかったように見える

など。

「視力が落ちたのかな?」と思って眼鏡を作り直す方もいますが、白内障が原因の場合、眼鏡を変えても以前のようには見えないことがあります。

白内障の初期症状②|以前より「まぶしい」と感じる

もう一つ特徴的なのが、光をまぶしく感じることです。

特に、

・晴れた日の屋外
・車のヘッドライト
・夜間の街灯
・強い照明

などが以前よりまぶしく感じられることがあります。

「年齢のせいかな」と思ってしまいがちですが、白内障では「羞明(しゅうめい)」と呼ばれる、まぶしさが強くなる症状がみられます。

夜間の運転をする方にとっては、こうした変化が生活上の不便につながることもあります。

白内障の初期症状③|ものが二重・三重に見える

片目で見ているのに、

「ものが二重に見える」
「文字が重なって見える」

ということも、白内障でみられる症状の一つです。

日本眼科学会でも、白内障の症状として「複視(ものが二重に見える)」が挙げられています。

ただし、ものが二重に見える原因は白内障だけとは限りません。

急に二重に見えるようになった場合などは、自己判断せず、早めに眼科を受診しましょう。

白内障の初期症状④|眼鏡の度数が合わなくなった

「最近、眼鏡をかけてもよく見えない」

「何度も眼鏡の度数を変えている」

という場合も、一度眼科で目の状態を確認してみると安心です。

白内障では、眼鏡の度数が合わなくなったように感じることがあります。

もちろん、単純に近視や老眼が進んでいるだけの場合もあります。

大切なのは、

「見えにくい=老眼」と決めつけないこと。

目の状態を検査してもらうことです。

「年齢のせい」と決めつけないことが大切

40代、50代、60代以降になると、目の変化はどうしても増えてきます。

だからこそ、

「このくらいなら我慢できる」
「年齢だから仕方ない」

と、そのままにしてしまいがちです。

でも、見え方の変化には、白内障だけでなく、緑内障や網膜など別の目の病気が関係している場合もあります。

日本眼科医会も、「見え方がおかしい」と感じた場合は、眼科を受診して検査を受けることをすすめています。

特に、

急に見えにくくなった
急激に視力が低下した
視野がおかしい
目の痛みや強い充血がある

といった場合は、「白内障だろう」と自己判断せず、早めに医療機関へ相談してください。

白内障は「早く手術しなければいけない病気」ではありません

白内障と診断されたとしても、

「すぐ手術しなければ!」

と焦る必要はありません。

白内障の初期には経過を見ながら生活する場合もあり、手術を受けるタイミングは、白内障の程度だけでなく、日常生活でどのくらい困っているかなども含めて医師と相談して決めていきます。

だからこそ、まずは「今、自分の目がどんな状態なのか」を知ることが大切です。

「見えにくい」を年齢のせいにしないで

人生後半になると、身体にはさまざまな変化が出てきます。

目も、その一つです。

本を読む。
スマートフォンを見る。
料理をする。
旅行を楽しむ。
人の顔を見る。

毎日の暮らしの中で、「見る」ということは想像以上に大切な役割を担っています。

だからこそ、

「なんとなく見えにくい」

という小さなサインを、どうぞ大切にしてください。

気になる症状がある場合は、まず眼科で目の状態を確認しましょう。

そして、身体の変化に気づき、自分に必要なケアを取り入れていくことも、人生を整えることの一つです。

横浜☆開運塾では、心・身体・おうちの三位一体から、人生後半を自分らしく整えていくための情報をお届けしています。

※この記事は白内障についての一般的な情報をまとめたものです。見え方の変化にはさまざまな原因があります。症状がある場合は自己判断せず、眼科専門医にご相談ください。