白内障の手術は怖い?手術の流れ・痛み・術後の生活をわかりやすく解説

「白内障と診断されたけれど、手術が怖い……」

「目の手術って痛くないの?」

「手術をしたら、すぐ普通の生活に戻れるの?」

白内障の手術をすすめられると、さまざまな不安が出てくるのは自然なことです。

特に「目の手術」と聞くと、怖さを感じる方も少なくありません。

現在の白内障手術は、局所麻酔で行われることが一般的で、手術中の痛みはほとんど感じないとされています。また、日帰り手術が可能なケースもあります。

今回は、白内障の手術の流れ・痛み・術後の生活について、手術を受ける前に知っておきたいことを分かりやすくまとめます。

健康 加齢 生活習慣病

白内障の手術では何をするの?

白内障は、目の中にある「水晶体」というレンズが濁ることで、ものがかすんだり、まぶしく感じたり、視力が低下したりする病気です。

白内障が進行して日常生活に支障が出てきた場合には、手術によって濁った水晶体を取り除き、代わりに眼内レンズを挿入する方法が一般的です。

現在は、小さな切開から器具を入れ、超音波で水晶体を砕いて吸引し、その部分に眼内レンズを入れる方法が広く行われています。

白内障手術は痛い?怖くない?

「目を手術するのだから、かなり痛いのでは?」

そう心配する方もいるでしょう。

白内障手術は、基本的に局所麻酔で行われます。

日本眼科医会の情報では、現在の白内障手術は局所麻酔によって、ほとんど痛みを感じることなく行われるとされています。

もちろん、麻酔の方法や目の状態によって感じ方には個人差があります。

「痛みが怖い」
「緊張してしまう」

という方は、手術前にその不安を医師へ伝えておくことが大切です。

不安を我慢する必要はありません。

白内障手術の流れ

一般的な白内障手術では、次のような流れで進みます。

① 手術前の検査

まず、目の状態を詳しく検査します。

視力だけでなく、眼内レンズの度数を決めるための検査なども行います。

また、白内障以外の目の病気がないか確認することも重要です。

② 麻酔・手術

点眼麻酔などを行い、目の周囲を消毒して手術を開始します。

濁った水晶体を取り除き、その代わりとなる眼内レンズを挿入します。

手術時間は白内障の程度や目の状態によって異なります。日本眼科医会では、通常30分程度と説明されていますが、「短時間だから簡単な手術」と考えないことも大切です。

③ 手術後の休養・診察

日帰りの場合は、手術後にしばらく休んで帰宅するケースがあります。

ただし、日帰りが適しているか、入院した方が安心なのかは、年齢や体調、目の状態、生活環境などによって異なります。

手術をしたら、すぐによく見える?

ここも気になるところです。

「手術が終わったら、すぐに視力が戻る」

とは限りません。

手術当日から見えやすくなる方もいれば、1週間以上かけて徐々に回復していく方もいます。

視力がどのくらい回復するか、また回復するまでの期間は、角膜や網膜など、目全体の状態によっても変わります。

そのため、手術後の見え方については、術前に医師とよく相談しておくことが大切です。

白内障手術後の生活で気をつけること

手術が終わった後も、しばらくは目を守る生活が必要です。

特に大切なのが、処方された点眼薬を医師の指示どおり使用すること

また、目をこすらないように注意することも重要です。日本眼科医会では、術後2~3か月は処方された点眼を続けるとしています。

洗顔・洗髪、運動、仕事、運転などについても、再開時期は手術方法や目の状態によって異なります。

例えば、日常生活は比較的早く再開できる場合がありますが、激しい運動などは医師の許可が出るまで控える必要があります。

「もう大丈夫だろう」と自己判断せず、主治医の指示を優先しましょう。

手術後に「まぶしい」と感じることも

白内障手術後、

「以前よりまぶしく感じる」

ということがあります。

これは、手術によって濁った水晶体が取り除かれ、目に入る光の量が増えることで起こる場合があります。

また、青みがかって見えるなど、色の感じ方が一時的に変化することもあります。多くの場合、時間の経過とともに気にならなくなっていきます。

気になる症状が続く場合には、自己判断せず眼科で相談しましょう。

手術後に「急に見えにくくなった」場合は注意

白内障手術は安全性が高まっている一方で、手術である以上、合併症の可能性がゼロではありません。

特に、術後しばらくしてから急に見えにくくなった、強い痛みやひどい充血が出たという場合には、早急な受診が必要になることがあります。

日本眼科医会では、術後3~7日頃に急激な見えにくさ、強い痛み、ひどい充血が生じた場合には、すぐに手術を受けた医療機関を受診するよう説明しています。

「手術したばかりだから、そのうち治るだろう」と放置しないことが大切です。

白内障手術で大切なのは「不安をなくしてから受ける」こと

白内障手術について調べていると、

「日帰りでできる」
「短時間で終わる」
「痛みは少ない」

という情報が目に入ってくると思います。

確かに、現在の白内障手術は以前と比べて身体への負担が少なくなっています。

でも、だからといって、誰にとっても同じ手術というわけではありません。

目の状態も、体調も、生活スタイルも一人ひとり違います。

だからこそ、

「自分の場合はどうなのか?」

を主治医に確認することが大切です。

眼内レンズについても、遠くを重視するのか、近くを重視するのか、眼鏡をどの程度使いたいのかなど、生活スタイルに合わせて相談することが重要です。

「怖いから」と先延ばしにする前に

白内障の手術を前にして、不安になるのは当然です。

だからこそ、

「何をするのか分からない」

という状態のまま怖がるのではなく、

手術の流れを知る。
痛みについて知る。
術後の生活を知る。
そして、自分の場合について医師に聞く。

この4つを意識してみてください。

人生後半を、自分らしく楽しむためには、身体の変化に気づき、必要なケアを受けることも大切です。

「見えにくいけれど、まだ我慢できる」

「手術が怖いから、もう少し先でいい」

そう思っている方も、まずは眼科で現在の目の状態を確認してみましょう。

横浜☆開運塾では、心・身体・おうちの三位一体から、人生後半を自分らしく整えていくための情報をお届けしています。

※この記事は白内障手術についての一般的な情報をまとめたものです。

手術の適応、麻酔方法、手術時間、術後の生活制限などは、目の状態や医療機関によって異なります。具体的な判断については、必ず眼科専門医にご相談ください。