※90日伴走プログラムの全体像は「90日で人生は整うのか?」にまとめています。
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「このままの人生でいいのかな」
50代、60代、そして70代。
人生の後半に差しかかると、ふとそんなことを考える瞬間がありませんか?
これまでの人生を振り返って、
「もっとこうすればよかった」
「もう少し違う生き方があったのかもしれない」
「これからは、自分のための時間も持ちたい」
そんな思いが出てくることもあるでしょう。
でも、私は人生後半になったとき、
「人生を変えなければ」
と焦る必要はないと思っています。
むしろ大切なのは、
今まで生きてきた人生を、もう一度、自分に合うように整えていくこと。
それが、人生後半の大きなテーマなのではないでしょうか。

人生は「変える」より「整える」
私たちは、何か問題が起きると、
「変えなければ」
と考えがちです。
仕事を変える。
住む場所を変える。
人間関係を変える。
生活習慣を変える。
考え方を変える。
もちろん、必要な変化もあります。
けれど、人生のすべてを大きく変えようとすると、かえって疲れてしまいます。
特に人生後半は、これまで積み重ねてきた経験や人間関係、暮らしがあります。
それらを全部捨てて、新しい人生を始める必要はありません。
大切なのは、
今の自分にとって、もう必要のなくなったものを少しずつ手放し、必要なものを大切にし直すこと。
そして、
「本当はどうしたいのか」
「何を大切にしたいのか」
を、もう一度自分自身に問い直すことです。
人生を壊して作り直すのではなく、
今ある人生を、自分らしく整えていく。
私はこれを「人生を整える」と考えています。
人生が整うとき、心だけを整えても足りません
では、人生を整えるためには何から始めればいいのでしょう?
心でしょうか。
身体でしょうか。
それとも、家でしょうか。
私は、
どれか一つだけでは足りない
と考えています。
なぜなら、私たちの人生は、
心・身体・おうち
がつながっているからです。
たとえば、心が疲れていると、身体にも力が入りません。
身体が疲れていると、前向きなことを考える余裕がなくなります。
家の中が散らかっていると、頭の中まで落ち着かなくなることがあります。
反対に、
身体が少し軽くなる。
家の中が少し整う。
すると、心にも少し余裕が生まれる。
「今日はこれをやってみようかな」
そんな小さな気持ちが戻ってくることがあります。
つまり、
心・身体・おうちは、別々のものではありません。
互いに影響し合いながら、私たちの人生をつくっています。
「心・身体・おうち」を整える三位一体
私が大切にしているのが、
心・身体・おうち
という三つの視点です。
心を整える
まず、自分の気持ちを置き去りにしないこと。
「本当はどうしたい?」
「何をしているとき、自分らしくいられる?」
「何をもう頑張らなくてもいい?」
そんなふうに、自分自身と対話していきます。
誰かの期待に応えるための人生から、
自分の人生を自分で選ぶ感覚
を少しずつ取り戻していくのです。
身体を整える
人生後半になるほど、身体との付き合い方も変わってきます。
若い頃と同じように頑張ることが、必ずしも良いとは限りません。
休む。
眠る。
身体を動かす。
食事を見直す。
無理をしない。
そして、
「今の自分の身体の声を聴く」
こと。
身体を大切にすることは、人生をあきらめることではありません。
これからの人生を、自分らしく楽しむための土台をつくることです。
おうちを整える
そして、もう一つ大切なのが「おうち」です。
家は、単に生活する場所ではありません。
毎日、自分が戻ってくる場所。
だからこそ、
「なんとなく落ち着かない」
「物が多くて疲れる」
「家に帰っても休まらない」
という状態なら、暮らしを少し整えてみることも大切です。
全部を片づける必要はありません。
引き出し一つ。
棚の一段。
玄関だけ。
小さな場所からでいいのです。
暮らしが整うと、自分の心にも余白が生まれます。
一つの問題だけを解決しても、人生は整わない
人生には、いろいろなことが起こります。
お金のこと。
仕事のこと。
家族のこと。
人間関係。
健康。
住まい。
これからの生き方。
どれか一つが気になっていても、実際には他のことともつながっています。
たとえば、
「仕事がうまくいかない」
と思っていたけれど、実は身体が疲れ切っていた。
「家族にイライラする」
と思っていたけれど、自分自身の時間がまったくなかった。
「やりたいことがわからない」
と思っていたけれど、家の中も頭の中も物や情報でいっぱいだった。
そんなこともあります。
だから私は、
一つの問題だけを無理に解決しようとしないこと
も大切だと思っています。
人生全体を眺めながら、
「今、どこから整えたらいいだろう?」
と考えてみる。
すると、思いがけないところから変化が始まることがあります。
人生後半は「自分を後回しにしない」時間へ
これまで、
家族を優先してきた。
仕事を優先してきた。
子どものことを優先してきた。
親のことを優先してきた。
誰かのために頑張ってきた。
そんな女性は少なくありません。
もちろん、それはあなたが大切な人たちを大切にしてきた証でもあります。
でも、
これからの人生まで、ずっと自分を後回しにしなくてもいい。
そろそろ、
「私はどうしたい?」
という問いを、自分自身に返してあげてもいいのではないでしょうか。
人生後半は、
「残りの人生をどうするか」
ではなく、
「これからの人生を、どう整えていくか」
を考える時間。
私はそんなふうに考えています。
だから、90日という時間を大切にしたい
では、なぜ「90日」なのでしょう?
人生を一気に変えるためではありません。
むしろ、その反対です。
一気に変えようとしないためです。
長い間かけて身についた考え方や習慣、暮らし方は、数日で変わるものではありません。
だからこそ、少し長い時間をかけて、
自分を知る。
自分の状態に気づく。
小さく整える。
また振り返る。
そして、もう一度整える。
そんな時間が必要なのだと思います。
90日あれば、人生そのものが別人のように変わるわけではありません。
けれど、
「私は何を大切にしたいのか」
「何を手放したいのか」
「これから、どんなふうに生きたいのか」
を考えながら過ごすには、十分な時間があります。
人生全体を、少しずつ整えていく
だから今回の90日間では、
ひとつの問題だけを解決するのではなく、
自分の人生全体を少しずつ整えていきます。
心だけでもありません。
身体だけでもありません。
おうちだけでもありません。
心・身体・おうち。
この三つを見つめながら、
「今の自分に必要な整えは何なのか」
を、一緒に探していきます。
大きな目標を掲げなくてもいい。
無理に前向きにならなくてもいい。
誰かと比べなくてもいい。
昨日までの自分を否定しなくてもいい。
ただ、
「これからの私は、どう生きたい?」
と、自分に問いかけるところから始めればいいのです。
90日後、少し呼吸がしやすくなっていたら
90日後に、人生がすべて思い通りになっている必要はありません。
仕事が大成功していなくてもいい。
家族との問題が全部解決していなくてもいい。
何もかも完璧になっていなくてもいい。
ただ、
「前より少し、自分のことがわかるようになった」
「前より少し、身体を大切にできるようになった」
「前より少し、家が心地よくなった」
「前より少し、自分の人生を自分で選べるようになった」
そして、
「なんだか少し、呼吸がしやすくなった」
そう感じられたら。
それは、人生を大きく変えたわけではなくても、
確かな変化なのだと思います。
人生は、変えるものではなく、整えるもの
これまでの8月の記事では、
「頑張っているのに、なぜか人生がうまくいかない」
「人生後半こそ、自分の人生を整える時間を持つ」
「90日あれば、人生の何が変わるのか」
「幸運体質とは、運がいい人になることではない」
そんなテーマを通して、
人生を「変える」のではなく「整える」
という考えをお伝えしてきました。
9月からは、そこから一歩進んで、
「では、どうやって人生を整えていくのか?」
を、少しずつお伝えしていきます。
人生後半は、これまでの人生をやり直すための時間ではありません。
これまでの経験をすべて自分の力に変えて、
これからの人生を、自分らしく整えていく時間です。
もし今、
「そろそろ、自分の人生を大切にしたい」
と思っているなら。
その気持ちを、どうか小さなものだと思わないでください。
それはもしかしたら、
これからの人生を整え始める、大切なサイン
なのかもしれません。
人生は変えるものではなく、整えるもの。
心を整える。
身体を整える。
おうちを整える。
そして、
人生そのものを整えていく。
そんな90日を、これから一緒につくっていきたいと思っています。

