「頑張っているのに、何も変わらない」
「新しいことを始めれば、流れが変わる気がするけれど、何から手をつけたらいいのかわからない」
そんなときは、まず、足すことをやめてみてください。
運が停滞しているときのほとんどは、すでに抱えているものが多すぎるのです。
運が停滞すると、つい「足す」ほうに向かう
運が停滞している、と感じるとき。
多くの方が、次にすることを考えます。
新しい習慣。
新しい勉強。
新しいお守り。
新しい人脈。
何かを足せば、流れが変わる気がするからです。
本やセミナーで、「開運のためにこれをやりましょう」と紹介されていることを、ひとつずつ試してみる方も多いと思います。
けれど、停滞しているときに何かを足しても、今度はそれが新しい重荷になってしまうことがあります。
すでにいっぱいの器に、水を注いでも、こぼれるだけなのです。
やることが増えるほど、気持ちはますます忙しくなり、肝心の「流れ」を感じる余裕がなくなっていきます。
頑張ってきた人ほど、すでに手一杯なのです
ここで立ち止まってほしいのは、頑張ってきた方ほど、このことに気づきにくい、という点です。
真面目な方は、停滞を感じると「もっと頑張らなければ」と考えます。
すでに、仕事も、家庭も、人付き合いも、精一杯やっているのに。
そこに、さらに新しい目標を積み重ねようとするのです。
新しい資格、新しい習い事、新しい人との出会い。
どれも、悪いものではありません。
ただ、すでに器がいっぱいの状態でそれを足すと、今あるものまで、こぼれ落ちてしまうことがあるのです。
実は、私自身にも、同じような経験があります。
かつて、仕事がまだ軌道に乗る前の私にとって、一番怖かったのは、停滞でした。
伸びない、増えない、そのまま終わりに向かっていくような気がしたのです。
空白も、怖いものでした。
「このまま何もない時間が増えたら、仕事そのものがなくなってしまう」
そう思い込んで、当時はまだ東洋占術との縁もなく、ただがむしゃらに動き続けていました。
動けば、たとえ効率が悪くても、少しずつは前に進みます。
けれど、そのあいだに、失ったものがありました。
子育ての時間です。
子育ては、その真っ只中にいるときは大変でも、人生全体で見れば、本当に短い時間です。
そして、二度と取り戻せない時間でもあります。
あの頃、エネルギーの流れや、空白をつくる意味を知っていたら。
遠回りをせずに、もっとバランスの取れた日々を過ごせていたと思います。
つい「足す」ことに目が向いてしまうときほど、一度、俯瞰してみること。
あの頃の自分に、今の私が伝えたいことです。
頑張ることと、流れが整うことは、同じ方向を向いていないことがあります。
むしろ、一度手を止めて、今持っているものを見直すことのほうが、次に進む力になります。
停滞は、「空間」がなくなっている状態
風水では、気は、空間があるところを流れると考えます。
物でいっぱいの部屋に、新しい風は通りません。
これは、物だけの話ではありません。
予定、情報、人付き合い、考えごと。
すべてが「いっぱい」になっている状態を、停滞と呼ぶのです。
関連記事「家を整えると、なぜ人生が動くのか|あなたの力を止めているのは「場」かもしれません」でも触れていますが、力が出きらない原因は、本人ではなく「場」にあることがあります。
気学でも、月盤や日盤の吉方位を活かすのは、あくまで「動く時期」の話です。
動く時期がきても、受け皿になる空間がなければ、せっかくの流れを受け取りきれません。
空間をつくることは、何もしないことではありません。
流れを受け取るための、準備なのです。
90日プログラムに入る前に、見直したい「減らすもの」
幸運体質☆トランスフォーメーション90日チャレンジでお話ししている内容を、ひとつ先に、ここでお伝えします。
90日の間、新しいことを始める前に、必ず見直していただいているのが、次の5つです。
90日プログラムに入る前に見直したい「減らすもの」
- 同時に頑張っていることの数 ── 目標は、一度にひとつで十分です
- 迷ったまま置いてある物 ── 「いつか使うかも」は、たいてい使いません
- なんとなく続けている予定 ── 気が重い付き合いは、少しずつ減らせます
- 入ってくる情報の量 ── SNSやニュースは、知らぬ間に気力を奪います
- 自分にかけている、厳しい言葉 ── 「まだ足りない」も、積もると重荷になります
全部を一気に減らす必要はありません。
ひとつ減らすだけで、驚くほど楽になることがあります。
減らすことには、仕組みが要ります
ただ、「減らそう」と決めるだけでは、なかなか続きません。
断捨離が続かない理由についても、以前お話ししました。
決めごとの数が多すぎることが原因なのです。意志の強さの問題ではありません。
関連記事「断捨離を「仕組み」にすると続いていく理由」で触れた、保留箱や、記録をつける工夫は、物だけでなく、予定や付き合いを減らすときにも、そのまま使えます。
減らす場所と、減らす方法を、先に決めておくこと。
たとえば、「今週は、持ち物をひとつだけ手放す」と決めてしまえば、毎日何を減らすか考える必要がなくなります。
それだけで、続けやすさが変わります。
「減らす」のは、後退ではありません
減らすことに、どこか後ろめたさを感じる方がいます。
頑張ることをやめたようで、怖いのです。
でも、減らすことは、後退ではありません。
今の自分に、本当に必要なものだけを残すための作業なのです。
いらないものを抱えたまま進むより、身軽になってから進むほうが、流れははやく変わります。
これまで頑張ってきたことを、否定する必要もありません。
ただ、ここまでよく頑張ってきたからこそ、一度荷物を降ろしてみる。
そのくらいの気持ちで、ちょうどいいのです。
まず、ひとつだけ減らしてみる
今日、全部を変える必要はありません。
さきほどの5つのうち、ひとつだけ選んでみてください。
減らしてみて、何が起こるか。
それを、静かに見ていただきたいのです。
▶ 90日プログラムの全体像は「90日で人生は整うのか?|『幸運体質☆トランスフォーメーション』で実際に起きていること」にまとめています。
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