☆~~~☆開運終活の全体像は「開運終活とは?」にまとめています。☆~~~☆
よりよく生きるために終わりから考える開運終活。
今日は、「まだ大丈夫」と思っている今だからこそ、考えておきたいテーマをお伝えします。
「任意後見」という制度についてです。

「まだ大丈夫」の今だから、話しておきたいこと
物忘れが増えた。
同じ話を、何度もしてしまう。
そんな小さな変化に、ふと不安になることはありませんか。
「認知症になったらどうしよう」
そう思っても、多くの方は、そこで思考を止めてしまいます。
考えたくない。まだ先の話。
そう感じるのは、自然なことです。
けれど開運終活は、不安から目をそらすためのものではありません。
不安の正体を、きちんと見つめて、形にしておくためのものなのです。
判断能力は、ある日突然ではなく、少しずつ変わっていく
認知症は、ある日突然、すべてが分からなくなるものではありません。
多くの場合、少しずつ、判断する力が緩やかに変わっていきます。
そしてやっかいなのは、「今のうちに決めておこう」と思える時間が、思っているより短いということです。
銀行の手続き、不動産の管理、施設への入所契約。
これらは本人の意思確認ができなければ、家族であっても、簡単には代わりに動けません。
「家族なんだから、なんとかなる」
そう思っている方ほど、いざという時に困ることになります。
たとえば、実家を売って介護の費用にあてたいと思っても、名義人本人の意思確認ができなければ、不動産会社も、金融機関も、簡単には動けません。
「そのときになったら、なんとかなる」
その「なんとか」が、実はいちばん難しいのです。
決められなくなってから、では遅い
判断能力が低下してから家庭裁判所に申し立てるのが、いわゆる「法定後見」です。
この場合、後見人を選ぶのは家庭裁判所であり、本人や家族が自由に選べるわけではありません。
・財産を、誰に、どこまで任せるか ・生活や医療について、誰に相談してほしいか
こうした「誰に託すか」を、自分で決められないまま、後見が始まってしまうのです。
「任意後見」は、自分で選べる後見のかたち
一方の「任意後見」は、判断能力が十分あるうちに、自分で結んでおく契約です。
信頼できる人を自分で選び、何を、どこまで任せるかを、あらかじめ決めておきます。
契約は、公正証書という形で残すことが法律で定められています。
ただし、この契約はすぐには動き出しません。
実際に判断能力が低下したときに、家庭裁判所が「任意後見監督人」を選び、そこで初めて効力が生まれます。
つまり任意後見とは、
・元気なうちに「誰に託すか」を自分で決めておき ・実際に必要になった時点で、家庭裁判所のチェックを受けながら動き出す
という、二段構えの安心の仕組みなのです。
手続きの詳しい流れや費用については、公証役場や司法書士、弁護士など専門家にご確認いただくのが確実です。
「法定後見」との違い
法定後見と任意後見の一番の違いは、「誰が決めるか」です。
法定後見は、判断能力が低下してから、家庭裁判所が後見人を選びます。
任意後見は、判断能力があるうちに、自分自身が後見人を選びます。
どちらが良い悪いという話ではありません。
ただ、「自分の人生の後半を、誰に託したいか」を、自分の言葉で決められるかどうか。
そこに、大きな違いがあります。
これは、遺言にも通じる考え方です。
遺言が「亡くなった後」の想いを託すものだとすれば、任意後見は「生きている間」の想いを託すもの。
どちらも、自分の意思を、自分の言葉で残しておくという点では、同じなのです。
「誰に託すか」も、遺言と同じくらい大切な想い
任意後見の相手は、家族である必要はありません。
信頼できる友人や、専門職の後見人にお願いすることもできます。
大切なのは、資格や立場よりも、
「この人になら、自分の暮らしと想いを分かってもらえる」
そう思える相手かどうかです。
これは、財産の話であると同時に、「自分がどう生きたいか」を託す話でもあります。
誰に、何を、どこまで任せるか。
その組み合わせは、家庭の数だけあります。
だからこそ、一度は立ち止まって、自分の言葉で考えておきたいのです。
家族と話しておくことが、いちばんの備え
制度を整えることと同じくらい、いえ、それ以上に大切なのは、家族と話しておくことです。
「もし判断が難しくなったら、こうしてほしい」
そう口に出しておくだけで、家族の負担は、ずいぶん違ってきます。
終活で最初にやるべき事は、実は難しいことではありません。
今日の暮らしの中で、少しだけ、この話題を口にしてみること。
それが、任意後見という制度を、絵に描いた餅で終わらせない、一番の備えなのです。
▶ 開運終活の全体像は「開運終活とは?終活を『これからを生きる準備』に変える考え方と始め方」にまとめています。
ワークショップ:オリジナルエンディングノート、毎月開催しています。
横浜☆開運塾では、毎月20日前後に「オリジナルエンディングノートを作るワークショップ」をZoomで開催しています。
エンディングノートは、「書こうと思っても、ひとりではなかなか進まない」もの。
このワークショップでは、私と一緒に少しずつ書き進めながら、これからの人生をどう生きたいのかを整理していきます。
🌿 参加者同士で一緒に取り組むので、ひとりでは続かなかった方にもおすすめです。
ワークショップの募集は、開催日の約2週間前にメルマガでご案内しています。
📩 無料メルマガ「正しい令和の開運法」
メルマガにご登録いただくと、今の時代に合った、今のあなたに役立つ開運法を1日おきにお届けします。
もちろん、開運終活ワークショップの開催案内もこちらでお知らせします。
無料でご登録いただけます。いつでも解除できますので、どうぞお気軽にご登録ください。


