☆生活習慣病とは?数値を下げる前に知っておきたい「身体を整える」考え方と始め方

健康診断の結果を開いて、赤い字や「要再検査」の文字に、ため息をついたことはありませんか。

血圧。血糖値。コレステロールや中性脂肪。肝臓の数値。

どれも、今日明日どうかなるわけではない数字です。痛くもかゆくもない。だから、封筒ごと引き出しにしまって、また一年が過ぎていく。

けれど生活習慣病は、その「痛くない時間」のあいだに、静かに進んでいきます。

この記事では、生活習慣病とはそもそも何なのか、健診で引っかかる四つの数字がどうつながっているのか、そして何から手をつければいいのかを、ひととおりお話しします。

そのうえで、これまでに書いてきた記事をテーマごとにご案内しますので、気になるところから読み進めていただけます。

🌿 この記事は、一般的な情報を整理したものです。数値の判断やお薬のことは、必ずかかりつけの先生とご相談ください。ここでお伝えするのは「治し方」ではなく、医療にお任せする部分と、自分で整えられる部分を分けて考えるための地図です。

生活習慣病とは、何のことでしょう

生活習慣病とは、毎日の食事・運動・睡眠・お酒・たばこ・ストレスの積み重ねが、発症や進行に関わっている病気の総称です。

代表的なものは、この五つ。

  • 高血圧
  • 糖尿病(血糖値が高い状態)
  • 脂質異常症(コレステロール・中性脂肪の異常)
  • 脂肪肝
  • 肥満

ただ、この言葉には少し誤解があります。

「生活習慣病」と聞くと、「だらしない暮らしをしてきたから」と自分を責めてしまう方がいらっしゃいます。

けれど、生まれ持った体質も、年齢も、ご家族の傾向も、ちゃんと関わっています。

あなたが怠けたから、ではありません。

だからこの記事でも、原因さがしはしません。見るのは「これから何を変えられるか」のほうです。

生活習慣病が怖いのは、痛くないこと

高血圧は「サイレントキラー」と呼ばれます。

静かな殺し屋、という物騒な呼び名です。

血圧が高くても、血糖値が高くても、肝臓に脂肪がたまっていても、たいていは何も感じません。

感じないまま、血管の内側は少しずつ変わっていきます。

そして、はっきりした症状が出たときには、血管のほうがもう元に戻りにくくなっている。

これが生活習慣病のいちばん厄介なところです。

だからこそ、健診の数字は「悪い点数」ではなく、身体から届いたお知らせだと思ってみてください。

まだ痛くないうちに教えてもらえた、というのは、本当はとても運のいいことなのです。

四つの数字は、別々の話ではありません

血圧、血糖値、脂質、肝臓。

健診の紙の上では別々の行に並んでいますが、身体の中では一本の道でつながっています。

ざっくり言うと、こんな流れです。

  1. 食べる量が増え、動く量が減ると、おなかのまわりに内臓脂肪がたまる
  2. 内臓脂肪が増えると、血糖を下げるホルモン(インスリン)が効きにくくなる
  3. 効きにくくなると、血糖値と中性脂肪が上がりやすくなる
  4. 使いきれなかった脂肪は、肝臓にたまる(=脂肪肝)
  5. 血管の内側が傷つき、硬くなり、血圧が上がる

一つ引っかかる方が、二つ三つと引っかかりやすいのは、このためです。

けれど、ここには希望もあります。

つながっているということは、一つの習慣を変えれば、四つが一緒に動くということ。

血圧のために減らした塩も、血糖のために歩いた15分も、どれか一つにだけ効くわけではありません。身体は全部ひとつづきなのですから。

健診で見ておきたい、四つの数字

項目目安
血圧診察室で 140/90mmHg以上、ご自宅で 135/85mmHg以上 が高血圧。2025年の指針改訂で、治療中の目標値は診察室130/80未満・家庭125/75未満に整理されました
血糖空腹時 126mg/dL以上、またはHbA1c 6.5%以上で「糖尿病型」。空腹時110〜125は境界域
脂質LDLコレステロール140mg/dL以上、HDLコレステロール40mg/dL未満、中性脂肪150mg/dL以上(空腹時)のいずれかで脂質異常症
肝臓ALT・γ-GTPの上昇や、腹部エコーでの脂肪のたまり具合。お酒を飲まない方の脂肪肝も増えています

※ 数値は判断のための目安で、年齢・持病・他の危険因子によって考え方が変わります。ご自分の数字については、必ず主治医にご確認ください。

何歳から気にすればいいのでしょう

結論から言えば、気になった今が、いちばん早いときです。

とはいえ、50代は特別な変わり目でもあります。

女性はホルモンの変化で、それまで守られていた血圧やコレステロールが急に動き出します。

男性も、代謝の落ち方に食べ方が追いつかなくなる時期です。

40代までと同じ暮らしを、そのまま50代に持ち込むと、数字のほうが先に音を上げる。よくあることです。

そして、早く気づくほど、変えるものは小さくて済みます。

10年放っておいた数字を戻すのは大仕事ですが、今年気づいた数字なら、お味噌汁を一杯減らすところから始められます。

何から始めればいいのか

あれもこれもと言われると、続きません。ですので、三つだけにしましょう。

1. 減らす ── ただし、一つだけ

塩、甘い飲み物、お酒、食べる量。

全部いっぺんに減らそうとすると、たいてい一週間でやめてしまいます。

まずは一つ。

「夕食のお味噌汁を半分にする」「甘い飲み物をお茶に替える」。

それだけで構いません。

減らすものを選ぶときは、いちばん毎日やっていることから選ぶと効きます。

2. 動かす ── 続く量で

一日一万歩でなくて大丈夫です。

食べたあとに15分歩く。

エレベーターを一階分だけ階段にする。

買い物を一駅手前から歩く。

特に食後に少し歩くのは、血糖値にとってとても素直に効いてくれます。

3. 休む ── 睡眠と、力を抜く時間

意外に思われるかもしれませんが、睡眠不足とストレスは、血圧も血糖値も上げます。

頑張ることではなく、ゆるめることが必要な数字もあるのです。

深呼吸を三回する。湯船につかる。何もしない時間を10分とる。

これも立派な生活習慣の改善です。

東洋の考え方では、「巡り」を見ます

横浜☆開運塾でお伝えしている東洋の知恵では、身体を「気・血・水の巡り」で見ます。

滞れば冷え、たまれば重くなり、巡れば軽くなる。

季節に合わせて食べ方や過ごし方を変える。そういう、とても暮らしに近い見方です。

これは、健診の数値と対立するものではありません。

治すのは医療、整えるのは暮らし。

数値を下げるのはお医者さまの領域。

けれど、その数値が上がりにくい暮らしをつくるのは、自分の領域です。

風水も気学も、もとをたどれば「どう暮らすと人が健やかでいられるか」を積み重ねてきた知恵でした。

身体を整えることと、運を整えることは、私にとっては同じ一つの話なのです。

生活習慣病の記事一覧

高血圧のこと

血糖値のこと

脂肪肝のこと

コレステロール・中性脂肪のこと

(脂質異常症の記事は準備中です。公開しだい、こちらにご案内します)

体重のこと

(肥満・メタボリックシンドロームの記事は準備中です)

暮らしから、身体を整える

目のことが気になる方は

50代からの目の変化については、別にまとめています。

よくいただくご質問

数値が少し高いだけでも、お薬を飲まないといけませんか

そこはお医者さまが、数値だけでなく年齢や他の危険因子も見て判断されるところです。

ただ一つ言えるのは、お薬を飲む・飲まないにかかわらず、暮らしを整えることは無駄にならないということ。

お薬を飲みながら暮らしを整えている方はたくさんいらっしゃいます。

どちらかを選ぶ話ではありません。

食事制限が、どうしても続きません

続かないのは、意志が弱いからではなく、変える量が大きすぎるからです。

「全部やめる」ではなく「一つだけ半分にする」。

三か月それだけ続いたら、次の一つを選ぶ。

それで十分に変わります。

我慢は続きませんが、習慣は続きます。

親も高血圧でした。遺伝だから仕方ないのでしょうか

体質が受け継がれるのは本当です。

けれど、受け継いだのは「なりやすさ」であって、「なること」ではありません。

同じ体質でも、暮らし方で現れ方は変わります。

ご家族に同じ数字の方がいらっしゃるなら、むしろ早く気づける立場にいるということでもあります。

身体を整えることは、人生を整えること

健診の数字は、責められるための点数ではありません。

まだ間に合ううちに、身体が出してくれたお知らせです。

血圧も、血糖値も、肝臓の数字も、下げることそのものが目的ではなくて、これから先の20年を自分の足で歩くための準備なのだと思います。

家を整えると暮らしが変わり、暮らしが変わると身体が変わる。

身体が変われば、できることが増えていく。

整えるというのは、そういう順番の話です。

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横浜☆開運塾では、「幸運体質☆トランスフォーメーション」という90日の伴走プログラムを、年に4回(二至二分)に合わせて開催しています。

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