何かを始めるなら冬至がいい、と言われる理由

「今年も、もうすぐ終わってしまう」
「何か新しいことを始めたいけれど、タイミングがわからない」
「中途半端なまま、年を越したくない」

冬至から何かを始めると、流れに乗りやすいとされています。
一年でいちばん夜が長く、そこから少しずつ日が伸びていく日だからです。
今日は、その理由と、冬至までにできる準備をお伝えします。

冬至は、何の節目なのか

冬至は、太陽の力がいちばん弱まる日です。
そしてそこから、昼の時間が少しずつ長くなっていきます。

暦の上では、陰から陽へ、エネルギーが反転する日とされています。
一年の底を打って、そこから上向きに変わっていく。

そう考えると、何かを始めるのにふさわしい日に思えてきます。

二至二分、それぞれの意味

冬至だけが特別というわけではありません。
一年には、季節の大きな節目が四つあります。
二至二分(にしにぶん)と呼ばれるものです。

【保存版】二至二分、それぞれの意味

・春分(3月)|昼と夜が同じ長さになる。動き出す力が強まっていく時期

・夏至(6月)|一年でいちばん日が長い。力がもっとも外に向かう時期

・秋分(9月)|昼と夜が同じ長さになる。実りを受け取り、内側へ整えていく時期

・冬至(12月)|一年でいちばん夜が長い。陰から陽へ、切り替わっていく時期

四つのうち、冬至だけが「底から上向きに変わる」節目です。
だからこそ、新しく始めることに重ねやすいのです。

なぜ「始める」なら冬至がいいとされるのか

何かを始めるとき、多くの方は「やる気が出たとき」を待ちます。
でも、やる気は、天気のように変わるものです。

冬至から始めるというのは、やる気ではなく、暦の後押しを借りるという始め方です。

  • 一年の底で、ゼロから上向きになっていく日
  • 翌日から、少しずつ日が長くなっていく実感がある
  • 年末年始という「切り替わりの空気」とも重なる

気分だけに頼らずに、流れそのものに乗っていく。
そういう始め方があるのです。

動く時期と、待つ時期があることは、以前「同じ努力なのに、結果が違う|運気の波を知ると、動く時期と待つ時期がわかります」でもお伝えしました。
冬至は、まさにその「動く時期」の入口にあたります。

冬至から始めると、具体的に何が変わるのか

変わるのは、気持ちだけではありません。

気学では、新しい環境のエネルギーが自分に馴染むまでに、ある程度の時間がかかるとされています。
短くても一週間、深く馴染むには三ヶ月ほどかかるとも言われています。

冬至から始めれば、春分のころには、ちょうどその「馴染む時間」を終えています。
季節の節目と、自分の変化の節目が、重なっていくのです。

一人で始めると、続きにくい理由

ここまで読んで、「よし、冬至から始めよう」と思った方もいるかもしれません。

でも、ひとつだけお伝えしたいことがあります。
冬至から始めること自体は、難しくありません。
難しいのは、一人で、続けることです。

先週は「運が停滞したら、足す前に減らす」というお話をしました。
冬至から始める前にも、同じことが言えます。
増やす前に、まず一つ減らしておくと、始めたことが続きやすくなります。

一人で決めて、一人で続けようとすると、途中でわからなくなる瞬間が必ず来ます。
そのときに、隣で「今日もできましたね」と言ってくれる人がいるかどうか。
続くか続かないかは、そこで決まることが多いのです。

冬至まで、今から整えておきたいこと

冬至は、まだ先の話ではありません。
今日から、できることがあります。

  • 何を始めたいか、ひとことで書いてみる
  • 今、同時に頑張っていることを一つ、先に減らしておく
  • 12月22日に、何をするかだけ決めておく

準備は、当日に慌ててするものではありません。
今日、少し考えておくだけで、十分です。

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