白内障の手術後に気をつけたいこと|術後の生活と目のケア

白内障の手術が無事に終わると、

「これでもう安心」

と思うかもしれません。

でも、実は大切なのは手術後の過ごし方です。

白内障手術は、濁った水晶体を取り除き、眼内レンズを入れることで見え方の改善を目指す手術です。

手術そのものだけでなく、術後に目をきちんと守ることも、回復のために大切です。

「いつから普通の生活に戻れる?」

「洗顔や入浴は大丈夫?」

「仕事や運動はいつから?」

「目薬はいつまで必要?」

など、気になることも多いでしょう。

今回は、白内障の手術後の生活と目のケア、注意したい症状について分かりやすくまとめます。

健康 大病

白内障手術後は「目を守る」ことが大切

手術後の目は、まだ完全に落ち着いた状態ではありません。

そのため、医師から指示された点眼薬を使用し、目をこすったり、強く触ったりしないことが大切です。

白内障手術後は、感染症や炎症などを防ぐために、抗菌薬やステロイドなどの点眼薬が処方されることがあります。

「見えるようになったから、もう目薬は必要ない」

と自己判断で中止するのは避けましょう。

点眼の回数や期間は、手術方法や目の状態によって異なります。

必ず主治医の指示に従ってください。

手術後の見え方はどう変わる?

白内障手術後、

「以前より明るく見える」

「景色がはっきりした」

と感じる方がいる一方で、すぐに見え方が安定するとは限りません。

術後しばらくは、

  • 目がかすむ
  • 少しまぶしく感じる
  • 色の見え方が変わったように感じる
  • 目がゴロゴロする

などの変化がみられることがあります。

白内障手術では、濁った水晶体が取り除かれるため、それまでとは光の入り方が変わり、まぶしく感じることがあります。

多くの場合、時間の経過とともに慣れていきますが、気になる症状が続く場合は眼科で相談しましょう。

洗顔・洗髪・入浴はいつから?

術後の生活で気になるのが、

「顔を洗っていいの?」

ということではないでしょうか。

手術後は、目に水や異物が入らないよう注意する必要があります。

洗顔や洗髪、入浴をいつから再開できるかは、手術方法や医療機関によって指示が異なります。

そのため、

「○日たったら大丈夫」

と自己判断するのではなく、手術を受けた医療機関の指示を優先してください。

特に、洗髪時にシャンプーなどが目に入らないよう注意しましょう。

仕事や運動はいつから?

仕事についても、

「デスクワークならすぐ大丈夫?」

「重いものを持つ仕事は?」

など、仕事内容によって注意点が変わります。

また、ウォーキングなどの軽い運動と、激しいスポーツでは目への負担も違います。

特に激しい運動や、水泳などについては、再開時期を主治医に確認しましょう。

「体調がいいから大丈夫」

と自己判断するのではなく、術後の診察で確認してから再開することが安心です。

目をこすらないことも大切

術後に気をつけたいことの一つが、目をこすらないことです。

「なんとなくゴロゴロする」

「かゆい感じがする」

ということがあっても、手でこすってしまわないよう注意しましょう。

就寝中に無意識に目を触ってしまう心配がある場合には、医師から保護眼鏡などをすすめられることもあります。

必要な期間や方法については、主治医の指示に従ってください。

白内障手術後、こんな症状には注意

白内障手術後は、少し見え方が変わったり、違和感を感じたりすることがあります。

しかし、「これは術後だから普通」と自己判断してはいけない症状もあります。

例えば、

  • 急に見えにくくなった
  • 強い目の痛みがある
  • ひどく充血している
  • 目やにが急に増えた
  • 視界に黒いものが急に増えた
  • 光が走って見える
  • 視野の一部が欠けたように感じる

などです。

特に、術後に急激な視力低下や強い痛み、ひどい充血などが生じた場合には、早急な受診が必要になることがあります。

「手術直後だから仕方ない」と放置せず、手術を受けた医療機関へ連絡しましょう。

手術後しばらくしてから見えにくくなることも

「白内障の手術をしたのに、しばらくしてからまた見えにくくなってきた」

ということがあります。

その場合、白内障が再発したとは限りません。

白内障手術では、水晶体を包んでいた「水晶体嚢」の一部を残して眼内レンズを固定します。

その残した部分が、時間が経って濁ることがあります。

これを後発白内障といいます。

後発白内障では、レーザーを使って濁りを取り除く治療が行われることがあります。

「一度手術したから、もう目の病気にはならない」

というわけではありません。

術後も定期的に眼科で診てもらうことが大切です。

白内障手術後も定期検診を

手術が終わって見え方が良くなると、

「もう眼科に行かなくてもいいかな」

と思ってしまうかもしれません。

しかし、目は年齢とともに変化していきます。

白内障だけでなく、緑内障や網膜の病気など、別の目の病気が見つかることもあります。

また、眼内レンズを入れた後も、目全体の健康を守ることは大切です。

「見えるようになったから終わり」ではなく、「これからも目を守っていく」

という意識を持っておきましょう。

手術後の生活で大切なのは「無理をしない」こと

白内障手術を受けた後、

「早く元の生活に戻りたい」

と思うのは当然です。

でも、焦る必要はありません。

術後は、

目をこすらない
点眼を忘れない
医師の指示を守る
定期検診を受ける
異常があれば早めに相談する

この基本を大切にしましょう。

「もう大丈夫」と思って自己判断で生活を戻すよりも、目の状態を確認しながら少しずつ日常生活に戻っていくことが大切です。

「見える」ことは、人生を楽しむための大切な力

本を読む。

映画を見る。

料理をする。

旅行に行く。

自然の景色を見る。

大切な人の顔を見る。

私たちは、毎日の暮らしの中で「見る」ということを当たり前のように使っています。

だからこそ、白内障の手術を受けた後も、目を大切にしていきたいものです。

そして、

「見えるようになったから終わり」ではなく、
「これからも見える毎日を大切にする」

という意識を持ってみてください。

身体を整えることは、これからの人生を楽しむこと

人生後半になると、身体の変化は少しずつ増えていきます。

目もその一つです。

だからこそ、

「年齢だから仕方ない」

と諦めるのではなく、

今の自分の身体に気づき、必要なケアを受けること。

それも「人生を整える」ことの一つです。

白内障の手術を受けた方も、これから手術を考えている方も、まずは自分の身体の声に耳を傾けてみてください。

気になる症状がある場合は、自己判断せず眼科へ相談しましょう。

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※この記事は白内障手術後の生活や目のケアについての一般的な情報をまとめたものです。

術後の生活制限や点眼、診察の頻度などは、手術方法や目の状態、医療機関によって異なります。

必ず主治医の指示に従ってください。

急な視力低下、強い痛み、ひどい充血などの症状がある場合は、早急に医療機関へ相談してください。

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