☆~~~☆開運終活の全体像は「開運終活とは?」にまとめています。☆~~~☆
「立派なお葬式」でなくてもいい、と思えるようになった
一昔前まで、 お葬式といえば、 大勢の弔問客が並び、 盛大な祭壇が飾られるものでした。
けれど今は、 「そこまでしなくていい」
と感じる方が、 増えています。
家族だけで、 静かに見送りたい。
そう思うことは、 決してわがままではありません。
生き方が多様になったように、 見送り方も、 多様になってきただけなのです。
「うちはこうでなければ」
という、 昔からの決まりごとに、 縛られなくていい。
そのことを、 まず知っていただきたいと思っています。
代表的な形として、 家族葬、直葬、お別れ会、 この3つをご紹介します。
家族葬という見送り方
家族葬は、 親族やごく親しい人だけで行う、 小さなお葬式です。
参列者は数名から、 多くても30名程度。
一般的な葬儀の形式を保ちながら、 規模を小さくする選択、 と言えるでしょう。
「大勢に気を遣わず、 故人とゆっくり向き合いたい」
そう望む方が、 家族葬を選んでいます。
直葬という見送り方
通夜も告別式もせず、 火葬だけを行うのが、 直葬(火葬式)です。
費用を抑えられる分、
「心の整理がつかないまま、 お別れの時間が来てしまった」
と感じる方も、 いらっしゃるようです。
どちらが良い、 悪いという話ではありません。
大切なのは、 「なぜその形を選ぶのか」
を、自分の言葉で持っておくことなのです。
費用の目安は、 葬儀社や地域によって、 大きく変わります。
見積もりを取って、 比べてみることも、 大切な準備のひとつです。
お別れ会という、もうひとつの見送り方
火葬は家族だけで済ませ、 後日あらためて、 お別れ会を開く。
そんな見送り方も、 少しずつ広がっています。
親しかった方々に、 ゆっくり集まっていただける。
悲しみだけでなく、 故人の人柄を偲ぶ時間にもなる。
そんな声を、 私はよく耳にします。
「バタバタと、 お別れをすることに、 納得がいかない」
そう感じる方にとって、 お別れ会は、 気持ちを整えるための、 もうひとつの区切りになるようです。
何を基準に選べばいいのか
家族葬、直葬、お別れ会。
どれも、 それぞれに良さがあります。
だからこそ、 基準がないまま考えると、 迷ってしまうのです。
私がお伝えしているのは、 次のような視点で考えてみる、 ということです。
・誰に見送ってもらいたいか ・費用を、どこまでかけたいか ・宗教的な儀式を、大切にしたいか ・残される家族の体力や時間を、どこまで気遣うか
正解は、 ひとつではありません。
「自分らしい見送られ方とは、 どんなものだろう」
そう問いかけてみることが、 選ぶための、 一番の近道なのです。
遺言書に葬儀の希望を書いても、間に合わないことがある
「葬儀の希望は、 遺言書に書いておけば安心」
そう思っている方は、 少なくありません。
けれど実は、 葬儀に関する記載には、 法的な効力がないのです。
さらに、 遺言書が家庭裁判所で開封される「検認」は、 多くの場合、 葬儀が終わったあとになります。
これでは、 希望が間に合いません。
「【開運終活】遺言について」でもお伝えしていますが、 遺言書は、 財産を「誰に」「どう残すか」を決めるためのもの。
葬儀の希望を確実に届けたいなら、 エンディングノートに書いておくほうが、 現実的なのです。
「エンディングノートに何を書けばいいの?」に、 具体的な書き方をまとめていますので、 よろしければあわせてお読みください。
(葬儀に関する法律や税金の扱いは、状況によって異なります。詳しくは専門家にご相談ください。)
家族に伝えておく、ということ
どの見送り方を選んでも、 一番大切なのは、
「家族が迷わないこと」
ではないでしょうか。
いざという時、 家族は悲しみの中で、 決めなければならないことが山ほどあります。
そこに、 「本人はどうしたかったのだろう」
という迷いまで加わると、 負担はさらに重くなります。
だからこそ、 元気なうちに、 自分の希望を伝えておく。
それも、 これからの人生を整える、 開運終活のひとつなのです。
どんな形を選んでも、 それは間違いではありません。
大切なのは、 「なぜその形を選んだのか」を、 自分の言葉で、 家族に残しておくことなのです。
▶ 開運終活の全体像は「開運終活とは?終活を「これからを生きる準備」に変える考え方と始め方」にまとめています。
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